構造計算適合性判定

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判定の効率化にあたってのお願い

構造計算適合性判定における「設計図書の構成等」について

 判定業務の効率化にあたり、設計図書の構成等について、下記の通りご留意頂きますよう、よろしくお願いいたします。

1.「設計図書」の構成について

構造図の推奨構成例

番号項目
1特記仕様書
2標準仕様書
3標準図(S、RC、SRC、地盤改良、認定柱脚、梁貫通孔補強等)
4地質調査図(柱状図)
5杭伏図、基礎伏図
6各階伏図
7軸組図
8杭リスト
9基礎リスト
10杭芯線図
11柱リスト
12大梁リスト
13小梁、スラブ、壁リスト
14架構配筋図、鉄骨詳細図
15雑詳細図
16ボイドスラブ、PC板など

2.「構造計算書」について

1) 構成

  • [1]A4版としてください(チューブファイル、紐綴じなど)。
  • [2]複数棟の場合、構造計算書は、棟毎に作成してください。
    ただし、複数棟の共通資料(大臣認定書の写し等)については、別ファイル1部に纏めていただくか、代表的な棟の構造計算書に添付することで結構です。
  • [3]構造計算書の「表紙」及び「背表紙」には、「件名・棟名(複数棟の場合)・構造計算書の種類・冊数(複数冊となる場合には、各冊に「該当冊番号/総冊数」を記載)・申請者・設計者」を記載してください。

2) 記載方法

  • [1]構造計算書には、構造設計方針(「構造上の特徴」、「構造計算方針」、「適用する構造計算」及び「使用プログラムの概要」)を記載してください。 ※「構造上の特徴」及び「構造計算方針」の記載内容は、『建築確認手続き等の運用改善マニュアル「一般建築物用」/(社)新・建築士制度普及協会/平成22年3月』の記載事例(P37〜P43)をご参照ください。
  • [2]構造計算書は、目次を作成し、全ての頁に、目次に対応した「頁番号」を付番してください。
    ただし、複数棟の共通資料(大臣認定書の写し等)については、別ファイル1部に纏めていただくか、代表的な棟の構造計算書に添付することで結構です。
  • [3]一貫計算プログラムの出力について、以下の点にご留意ください。
    • 出力は、文字の数字が読み取れる出力としてください。
    • エラーメッセージ、ワーニングメッセージがある場合、メッセージに対する処置を必ず記載してください。
    • 一貫計算プログラムの出力が複数ある場合(設計条件を変えた場合等)、それぞれの目的を記載してください。

3) 構造計算書の推奨構成例

番号項目備考
1表紙構造設計者(及び法適合確認者)の記名・構造設計一級建築士の表示・押印
2目次計算書全体の構成が把握できるもの
3構造設計方針構造上の特徴、構造設計方針、適用する構造計算及び使用プログラムの概要
4仮定荷重床、壁、特殊荷重(設備、増し打ち等)
5入力データ根拠モデル化(構造芯、構造階高、剛性増大率等)/追加荷重(補正重量等)
6プログラムの認定書等の写し大臣認定プログラムの場合(指定書・別添含む)
7チェックリスト
8一貫計算構造計算書出力ヘッダー、フッダー、ページ等で一連の出力であることが確認でき、終了メッセージまで添付されたもの
9基礎の設計杭、地質調査報告書等を含む
10二次部材の設計スラブ、小梁、階段等
11その他の検討梁貫通孔補強、局部震度、斜め加力、温度応力、杭芯ずれ、モデル化が複数ある場合の検討等
12認定書等の写し使用材料等

<お願い事項>

  • 応力図等の電算出力の文字が小さい又は重なって表示されている場合等、判読が困難で判定作業に必要以上の時間を要すと思われる場合は、再提出を求めたりすることがありますので、ご注意ください。
  • 両面印刷はかまいませんが、集約印刷(A4・2枚→1/2縮小→A4・1枚)は、上記と同じく文字の判読が困難となる場合が多いため行わないでください。
  • 頁番号は通し番号又は枝番号式(T−○○、U−○○等)とし、重複が無いようにしてください。